北の名物カツのエスカロップ
こんばんは、こうちゃんです。
北の大地が生んだ、おいしそうなカツライスの一種の、
エスカロップ
です。
エスカロップは、ケチャップライスまたはバターライスにポークカツを乗せてドミグラスソースを掛けた料理。北海道根室市のご当地料理で、略してエスカとも呼ばれる。
ピラフの上にポークカツを載せてドミグラスソースをかけたもので、平皿に盛られフォークを用いて食べる。通常は皿の端に生野菜が添えられる。ケチャップライスを用いる赤エスカと、バターライスを用いる白エスカがあり、2009年現在は白エスカが主流。白エスカのバターライスにはみじん切りの筍が入っている。
元々は地元の漁師たちのために手早く満腹感を満たすことができるメニューとして考案されたという。「エスカロップ」の語源は諸説があるが、一般的にはフランス語の「エスカロープ (escalope)」(肉の薄切り)とされる。語源の意味の通りエスカロップのポークカツには、ドイツなどのシュニッツェルに類似して、比較的薄切りの豚肉が用いられる。
根室名物のエスカロップ
— 穂海@駅メモ (@27coffeeliner) June 21, 2022
これを食べに来たのです
うま…美味しいですわ(丁寧) pic.twitter.com/bTGkFRojl8
1963年(昭和38年)頃、根室市の洋食店「モンブラン」のシェフが考案し、短期間のうちに根室市内で普及した。
当初は仔牛肉のソテーあるいはカツレツをナポリタンスパゲッティの上に載せたものであったといわれるが、やがてポークカツを用いるようになり、スパゲッティはケチャップライスに代わった。これが「赤エスカロップ」の原型である。その後、赤エスカを基に白エスカが出現した。ライスには当初マッシュルームが混ぜ込まれていたが、当時の流通の関係により筍に変更された。
根室市での知名度・普及度は非常に高く、同市の「郷土料理」として紹介される場合もある。市内では食事メニューとして供する喫茶店が多いほかコンビニエンスストアでも「エスカ弁当」が売られており、夕食メニューにエスカロップを出す宿泊施設もあるが、根室市および根室振興局管内の地域以外ではほとんど見られない。北海道内でも、2005年にセブン-イレブンが期間限定商品としてエスカロップを販売したが、それほど売り上げは伸びなかった。
こうちゃん