食いしん坊貧乏システムエンジニアこうちゃんの送る 日々開拓してきたり、情報収集してきた、数々の地域別B級グルメ情報の紹介です。

いももち・いもだんご

こんばんは、こうちゃんです。

じゃがいもを使ったおいしい軽食、おやつになる、
いももちのご紹介です。

いももちは、北海道を代表する郷土料理で、じゃがいもを使ったもちもちとした食感が特徴です。その魅力をいくつかのポイントで紹介します。

1. シンプルでありながら満足感のある味わい
素材の味を活かした料理
いももちは、じゃがいもと片栗粉を主な材料として作られます。そのシンプルな組み合わせによって、じゃがいもの自然な甘みと風味が引き立ちます。また、もちもちとした食感が特徴で、シンプルな味わいながらも満足感があります。

2. 多様なアレンジが可能
様々なトッピングと調理法
いももちは、バターや醤油、チーズ、砂糖醤油、みたらしなど、様々なトッピングや調味料でアレンジすることができます。これにより、一つの料理でありながら多様な味わいを楽しむことができます。また、焼いてからタレを絡めるなど、調理法によっても異なる食感や風味を楽しむことができます。

3. 栄養バランスの良さ
健康的な食材
じゃがいもは、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどを豊富に含んでおり、栄養価が高い食材です。また、片栗粉もエネルギー源として優れており、バランスの良い栄養を摂取することができます。いももちは、ヘルシーなスナックや軽食としても最適です。

4. 手軽に作れる
簡単な調理法
いももちは、家庭でも手軽に作ることができる料理です。じゃがいもを茹でてつぶし、片栗粉を混ぜて形を整え、焼くだけで完成します。特別な技術や道具を必要とせず、簡単に作れるため、忙しい日常の中でも気軽に楽しむことができます。

5. 地元の伝統を感じる
北海道の郷土料理
いももちは、北海道の伝統的な郷土料理であり、地域の食文化を感じることができます。北海道の冷涼な気候で育ったじゃがいもを使った料理は、地元の人々に愛され続けています。この料理を通じて、北海道の自然と文化を感じることができます。


いもだんごの歴史は、北海道の開拓時代にまで遡ります。以下にその歴史的背景と発展について詳しく説明します。

開拓時代の起源:
いもだんごの起源は、北海道の開拓初期にあります。当時、米の生産技術が未発達で、餅米の入手が困難でした。そこで、豊富に生産されていたじゃがいもを餅の代用品として使用し始めたのが、いもだんごの始まりとされています。

正月やお祝い事での利用:
開拓初期の北海道では、正月やお祝い事には餅が欠かせませんでした。しかし、お米がほとんど収穫できなかったため、代替品としてじゃがいもを臼と杵でついて餅の代わりにしたと言われています。

貴重な栄養源としての役割:
明治時代には、いもだんごは開拓者の貴重な栄養源として重宝されました。また、戦時中や戦後の食糧難の時期にもよく食べられていました。

庶民の料理としての普及:
調理の簡単さから、いもだんごは庶民の料理として幅広い世代に親しまれるようになりました。少ない材料で簡単に作れることが、その人気の理由の一つです。

製法の変遷:
北海道のいもだんごには、大きく分けて2種類の製法があります。一つは、じゃがいもだけを杵と臼でついただけのもの。もう一つは、現代で主流となっている、じゃがいもを茹でて潰し、片栗粉を加えて丸く成形したものを焼く方法です。

現代における発展:
現在では、いもだんごは北海道の郷土料理として広く認知されています。冷凍いももちの生産により、北海道の手軽なファストフードとしても普及し、土産物屋や高速道路のサービスエリアの売店でも見かけるようになりました。

バリエーションの登場:
時代とともに、チーズいももちやカボチャだんごなど、様々なバリエーションが生まれました。また、いももちの粉も市販されるようになり、家庭でも手軽に作れるようになっています。
このように、いもだんごは北海道の開拓の歴史と共に発展し、時代のニーズに合わせて変化しながら、今なお北海道の人々に愛され続けている郷土料理なのです。

いももちの魅力は、シンプルで満足感のある味わい、多様なアレンジが可能な点、栄養バランスの良さ、手軽に作れること、そして北海道の伝統を感じられる点にあります。これらの要素が組み合わさり、いももちは多くの人々に愛される料理となっています。




定義としては、

いももち(芋餅)は、北海道、和歌山県、高知県及び岐阜県の郷土料理。ただし、同じ名前でも使用する芋の種類や製法が異なる。

北海道では、「いももち(いも餅)」。別名「いもだんご(いも団子)」とも呼ばれる。明確な区切りは無いが、焼いたもの(味付けしたもの)を「もち」。汁に入ったもの(味付けしていないもの)を「だんご」とも呼ばれる。

皮をむいて火を通した(茹で・蒸す)ジャガイモを潰し、これにジャガイモ澱粉、又は片栗粉を加えてよく練り上げ、小さな丸餅や団子状に整形し、餅と同様に焦げ目が付くまで焼きあげる。甘辛く味付けした醤油やバター・砂糖などを付けて食する。

wikipedia参照

じゃがいもがおいしい、かつ豊富な北海道ならではのB級グルメで、
お店でのおつまみから、家庭でのおやつなどの軽食まで、
幅広くお役立ちなおいしいグルメです。

ぜひ、観光などで訪問の際、または友達に北海道出身の方がいらっしゃったりしたら一緒に食べてみたりして楽しんでください。




こうちゃん